「1.5℃のしきい値」を守ろう🔥🌏
2020/08/01付GIZMODOの『あっちぃ…。地球の気候の運命を分ける「1.5度のしきい値」が危ない』という記事が出ました。
・・・ 前略 ・・・
世界気象機関の見通しによると、2020年から2024年までの各年の世界平均気温は、産業革命以前の水準を少なくとも1℃上回る可能性が高いそうです。そしてさらに、その5年の間に、20%の確率で平均気温が1.5℃のしきい値を超えちゃうかもしれなくて、これから先はそうなる可能性が高まり続けるのだとか。
今回の予測は、世界中の気候予測機関のコンピュータモデルに基づいており、パリ協定で定められた2℃以下に抑えるためには、地球規模で一刻も早く気候政策の変革を起こす必要があることを示しています。
・・・ 中略 ・・・
避けられたはずなのにこんな事態になってしまったのは、気候科学者からの果てしない警告があったにもかかわらず、行動を起こすのを拒否してきた指導者たちのせいです。ブルームバーグのエリック・ロストン氏はこう書いています 。
「石炭や石油、ガスは勝手に燃えません。それらの継続的な使用は、化石燃料を使い続けるという、持続不可能な現状を維持することで権力を握っている者たちが行なってきた意思決定と行動の結果です。」
でも逆に考えると、今からでも遅くはないという意味でもあると思いませんか? 世界の指導者たちには、化石燃料の生産を止め、経済のあらゆる部門からの排出量を減らし、最も弱い立場にある人々のコミュニティが変わりゆく気候に適応できるように最大限の努力をして、世界規模でグリーン・ニューディールを実行するという選択肢があるんです。もちろん簡単なことではありません。でも、何もしなければ待っているのは悲劇的な結末です。
出典元:GIZMOD
2015年にパリで開かれた、温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意されたパリ協定。そこでは、
「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」
という目標が決められました。
その努力目標である1.5℃がこれから5年の2024年までに20%の確率で超えてしまう。
今のままだとその確率はどんどん大きくなってしまうと。。
この5年が一つの山場だと感じました。
「世界の指導者たちには、化石燃料の生産を止め、経済のあらゆる部門からの排出量を減らし、最も弱い立場にある人々のコミュニティが変わりゆく気候に適応できるように最大限の努力をして、世界規模でグリーン・ニューディールを実行するという選択肢がある。」
自分がやれることは微力だと思いますが、できることは全てやろうと思いました。