人々の力が石炭の資金提供者に勝つ🎉

2020/08/21付350.org ASIAにて、「People power wins over coal funders」という記事が出ました。これは人々の力は再び、気候変動の原因となる銀行を止めることが可能であることを示しました。

世界各地の多くの人々が参加した大規模なオンライン抗議(世界69カ国から263団体と1213個人からの賛同)により、SMBC(三井住友銀行)は「緑の気候基金(GCF)」認証を取り下げたとのニュースが入ってきました!

(英語)詳細はこちら:350.org/ASIA

石炭火力発電に積極的に融資を行っている三井住友銀行(SMBC)が国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の下で運営されている「緑の気候基金(GCF)」の認証機関に応募していることについて、GCF理事会に認証しないように求める署名でした。

気候危機の原因になるCO2を多く排出する石炭火力発電。世界はこの方式を止めようと足並みを揃えているのに対し、まだ、開発を促すのが日本です。以下が石炭火力発電への融資を進めている銀行のランキングです。日本の銀行がTOP3を独占しているという不名誉な結果です。日本の銀行がパリ協定に準じたビジネス戦略に変えていくことを強く望みます。

    ■2019 石炭火力発電への融資 銀行世界ランキング

  1. みずほ ファイナンシャルグループ(日本)
  2. 三菱UFJ ファイナンシャルグループ(日本)
  3. 三井住友 ファイナンシャルグループ(日本)
  4. Citigroup(アメリカ)
  5. BNP Paribas(フランス)
  6. State Bank of INdia(インド)
  7. Barclays(イギリス)
  8. Credit Agricole(フランス)
  9. Standard Chartered(イギリス)
  10. Intesa Sanpaolo(イタリア)

出典元:350JAPAN